河童遊び。

【河童の川流れ】

どんな名人も時には失敗することがあるということ。

 

【河童と川流れ】

名人の失敗を目の当たりにし、見てはいけないものを見てしまった気がした際に、その場を何とかしようと気を遣った結果、誤った選択をするということ。

 

【河童と急流すべり】

同じ苦しみや危険を経験した者同士は、生まれや育ちや肌の色が違っていても、打ち解けやすく、休日を利用して遊んだりする仲になるということ。

 

【河童に胡瓜】

相手を喜ばせようともてなすこと、また、ちやほやすること。

 

【河童の九州なまり】

誰でも育ってきた周囲の環境に少なからず影響を受け、その土地の風俗や習慣などが身についていること。

 

【河童を一蹴】

たとえ希少なものでも、興味のない人にとっては価値がないということ。

 

【河童の哀愁】

注目されるときもあれば、見向きされないときもあり、人の世の事物は時代の移り変わりによって、繁栄・衰退をするということ。

 

【河童の愛想笑い】

潤滑な意思疎通に努めようとするが、どうにも応対が下手なことのたとえ。

 

【河童の皿を乾燥機に入れる】

相手の気持ちを上手く読み取ることができず、望んでいないことをしてしまうこと、またそれにより相手を怒らせること。

 

【河童寝入り】

憤りや反抗心により会話を拒絶すること、また、ふて腐れたまま眠ること。

 

【寝皿に水】

目を覚ますと、今まで見ていたものが夢だったことに驚きつつ、嬉しいような淋しいような複雑な気持ちになって、乾いた心に少しだけ潤いがもたらされること。

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